デジタル大辞泉
「巳の日の節会」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
み【巳】 の 日(ひ)の節会(せちえ)
大嘗会の中、巳の日に開かれる
主基(すき)の節会。饗宴が張られ、国司から多米都物
(ためつもの)・鮮味・挿頭
(かざし)・和琴
(わごん)などを献上したという。辰
(たつ)の日に行なわれる
悠紀(ゆき)の節会と同じであるが、
寿詞(よごと)を奏せず、
黒酒(くろき)・
白酒を賜わることがなかった。
※実久卿記‐嘉永元年(1848)一一月二三日「今日巳日節会也」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報