巫女秋沙(読み)ミコアイサ

デジタル大辞泉 「巫女秋沙」の意味・読み・例文・類語

みこ‐あいさ【巫秋沙】

カモ科アイサ属の鳥。全長44センチくらい。雄は全身ほぼ白色で、背や目先部分が黒く、俗にパンダガモともよぶ。雌は頭の上半分褐色、下半分が白色で、背は灰褐色。ユーラシア大陸北部に分布し、日本では主に冬鳥

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「巫女秋沙」の意味・読み・例文・類語

みこ‐あいさ【巫女秋沙】

〘名〙 カモ科の鳥。全長約四二センチメートルで、アイサ類のうち最も小さい。雄は白色で、背面後頭部などにある帯状黒斑が目立つ。雌の背面は灰褐色で頭部赤褐色を帯びる。ユーラシア大陸の中北部で繁殖し、冬南方へ渡る。日本には冬期各地の沿岸に渡来するが数は少ない。〔本朝食鑑(1697)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android