川井小六(読み)かわい ころく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「川井小六」の解説

川井小六 かわい-ころく

1816-1884 幕末-明治時代の武士
文化13年3月8日生まれ。出羽(でわ)久保田藩(秋田県)藩士で,郡奉行などを歴任。慶応4年(1868)藩主佐竹義尭(よしたか)の命で朝命をつたえる使者として新庄など5藩におもむく。藩論佐幕にかたむくと,白土右門らと勤王論を主張,戊辰(ぼしん)戦争では新政府側にたって活動。のち藩の少参事などをつとめた。明治17年7月19日死去。69歳。名は忠諒(ただあき)。俳号は撫泉。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android