岩沼[市](読み)いわぬま

百科事典マイペディア 「岩沼[市]」の意味・わかりやすい解説

岩沼[市]【いわぬま】

宮城県南部,阿武隈川下流北部の市。1971年市制。中心市街は古く国府が置かれ,のち奥州街道宿場町として発達東北本線常磐線分岐点で,仙台市への通勤者が多い。ハクサイを産し,漁業も行う。1964年仙台湾地区が新産都市に指定されたのを機に,パルプ,ゴム製品などの工場が進出した。竹駒神社初午祭は有名。北東部の名取市にかけて国際空港仙台空港がある。東日本大震災で,市内において被害が発生。60.45km2。4万4187人(2010)。

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