小野田[市](読み)おのだ

百科事典マイペディア 「小野田[市]」の意味・わかりやすい解説

小野田[市]【おのだ】

山口県西部,周防灘(すおうなだ)に面する旧市。1940年市制。中心市街は近世以降の干拓地発達毛利藩の石炭船の往来で栄えた。山陽本線小野田線が通じる。明治以後小野田セメントをはじめ化学・製薬工業が立地セメントの町として発展,周南工業地域の中核となっている。公園や緑地が多く,一人当たり公園面積日本一の町として知られる。2005年3月厚狭郡山陽町と合併し市制,山陽小野田市となる。43.05km2。4万5310人(2003)。
→関連項目山口炭田

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