精選版 日本国語大辞典「小笠原」の解説
おがさわら をがさはら【小笠原】
[1] 〘名〙
① 「おがさわらりゅう(小笠原流)」の略。
※足利本論語抄(16C)二「小笠原に決捨(ゆかけ)と読を秘処とす也」
② (小笠原諸島を産地とするところから) 鶯砂(うぐいすずな)をいう。
[2]
[一] 「おがさわらしょとう(小笠原諸島)」の略。
[二] 山梨県北杜市の地名。古く官営牧場があった。また「おざさはら(小笹原)」の誤りともする。小笠原の牧(まき)。穂坂の牧。
※貫之集(945頃)三「みやこまでなつけてひくはをがさはらへみのみまきの駒にやあるらむ」
おがさわら をがさはら【小笠原】
姓氏の一つ。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報