ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「小牧ダム」の意味・わかりやすい解説
小牧ダム
こまきダム
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出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報
…温泉は古くから知られており,江戸時代には湯治宿が建てられていた。1930年に小牧ダムが完成して泉源は湖底に沈んだが,ボーリングによってこの湯を引き,ダム湖の湖面にせり出すように温泉旅館が建てられた。小牧ダムと付近一帯は庄川峡県立公園に含まれる。…
…上流は深い谷を刻み,白川郷や五箇山(ごかやま)などの山村は長い間隔絶された地域であったが,豊富な水量を利用する電源開発によってしだいに開けた。すでに1930年には東砺波郡庄川町に当時日本最大の小牧ダムが設けられ,以降下流から祖山,小原,成出(なるで),椿原,御母衣(みぼろ)の各ダムが建設され,これに伴って河谷に通じる道路(国道156号線)も整備された。現在,水系全体で15のダム,22の発電所があり,最大出力95万2500kWに達している。…
※「小牧ダム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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