富士吉田(読み)フジヨシダ

デジタル大辞泉 「富士吉田」の意味・読み・例文・類語

ふじよしだ【富士吉田】

山梨県南東部、富士山北麓の市。富士山の北側登山口、富士五湖観光の基地甲斐絹かいき郡内織)の産地。人口5.1万(2010)。

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精選版 日本国語大辞典 「富士吉田」の意味・読み・例文・類語

ふじよしだ【富士吉田】

山梨県南東部の地名。富士山北側のふもとにある。吉田口登山道の入口、富士浅間(せんげん)神社門前町として発達甲斐絹(かいき)を主とする郡内織の産地。吉田の火祭は有名。昭和二六年(一九五一市制

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改訂新版 世界大百科事典 「富士吉田」の意味・わかりやすい解説

富士吉田[市] (ふじよしだ)

山梨県南東部,富士山北麓にある市。1951年市制。人口5万0619(2010)。戦国時代,吉田に富士信仰行者である御師(おし)が宿泊するための町が設けられたのが起源で,江戸時代に富士講庶民に広まり富士登山者が増えるにつれて,浅間(せんげん)神社の門前町として発達した。また他の郡内地方と同様に機業が盛んで,甲斐絹かいき)生産の中心地として栄えた。第2次大戦後は富士山北麓の観光地化に伴い観光都市としての色彩が強く,市域には各種の観光施設があり,富士五湖観光の基地となっている。JR中央本線大月経由の富士急行電鉄や中央自動車道で東京と結ばれ,3本の国道と東富士五湖道路が甲府をはじめ静岡県御殿場市,富士宮市へと通じている。近世から甲斐絹の生産が盛んで,現在も全国有数の織物産地であるが,近年は電気機器工業が進出している。毎年8月26日夜,〈お山じまい〉の行事として吉田の火祭が行われる。吉田胎内樹型,雁ノ穴,躑躅原(つつじがはら)レンゲツツジおよびフジザクラ群落は天然記念物。
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デジタル大辞泉プラス 「富士吉田」の解説

富士吉田

山梨県富士吉田市にある道の駅。国道138号に沿う。

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