宝満神社(ほうまんじんじや)とは？意味や使い方

日本歴史地名大系「宝満神社」の解説

[現在地名]基山町大字園部字正応寺

旧園部（そのべ）村の氏神で下（しも）村に属し、字正応寺（しようおうじ）に鎮座。祭神は玉依姫命・応神天皇・神功皇后。旧村社。

白雉四年（六五三）筑前国竈門山（かまどやま）からの勧請とされる。祭祀・社頭事務はすべて僧徒の別当・社僧・修験が行っており、正応坊という座主がいたが、戦国時代大友方の放火の際逃げ去ったという（慶応四年の神社由緒書上）。

コトバンクでは本文の一部を掲載しています。ジャパンナレッジをご利用いただくとすべての情報をご覧になれます。→ジャパンナレッジのご案内

出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

今日のキーワード

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...