宗旨を変える(読み)シュウシヲカエル

デジタル大辞泉 「宗旨を変える」の意味・読み・例文・類語

宗旨しゅうし・える

信仰する宗教宗派を変える。転じて、今までの主義主張職業などを捨て、別の方面に進む。「ビール党から日本酒党に―・える」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「宗旨を変える」の意味・読み・例文・類語

しゅうし【宗旨】 を 変(か)える

① 今まで信仰してきた宗派や宗教を捨てて、他の宗門に入る。
サントスの御作業(1591)二「ヲウキニ イカリ、xǔxi(シュウシ) ヲ カエヨト、サマザマ ニ ススメラルレドモ」
従来の自分のやり方や、専念してきた仕事、または主義、主張、趣味、職業などを変えて、他の方面に転じる。また、今まで仕えてきた主人を捨てて、他の人に仕える。
浄瑠璃菅原伝授手習鑑(1746)一「時平公へ宗旨(シウシ)を替た、手見せの働き」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android