守護使(読み)しゅごし

精選版 日本国語大辞典 「守護使」の意味・読み・例文・類語

しゅご‐し【守護使】

〘名〙 中世守護から派遣されて、その領国検断段銭徴収などにあたった臨時の使。守護所使。しゅごつかい。
吾妻鏡‐正治元年(1199)一一月八日「仍今日被其沙汰、有御許容、且於彼地守護使入部之旨、所仰下也」

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デジタル大辞泉 「守護使」の意味・読み・例文・類語

しゅご‐し【守護使】

中世、守護から派遣されて、その領国で検断、判決強制執行段銭たんせんの徴収などに当たった臨時の使者。守護所使。しゅごつかい。

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