宇都宮正顕(読み)うつのみや まさあき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宇都宮正顕」の解説

宇都宮正顕 うつのみや-まさあき

1815-1885 幕末尊攘(そんじょう)運動家。
文化12年生まれ。筑前(ちくぜん)(福岡県)黒崎庄屋で,鹿児島熊本佐賀藩宿本陣諸藩の勤王派とまじわり,逃走中の月照をかくまう。勤王派が弾圧された福岡藩乙丑(いっちゅう)の獄では抑留された。明治6年古海から宇都宮改姓。明治18年3月死去。71歳。通称次郎兵衛,与次兵衛。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android