鹿児島(読み)かごしま

精選版 日本国語大辞典 「鹿児島」の意味・読み・例文・類語

かごしま【鹿児島】

[1]
[一] 鹿児島県中南部、鹿児島湾に臨む地名。県庁所在地。江戸時代は島津氏七七万石の城下町として栄えた。特産大島紬(つむぎ)薩摩焼焼酎(しょうちゅう)など。明治二二年(一八八九)市制。
※日本図纂(1561)「康国什麽 カゴシマ 鹿児島」
[三] 鹿児島県、薩摩半島の北東部の郡。現在の鹿児島市域もかつては含まれていた。
※二十巻本和名抄(934頃)五「薩摩国 〈略〉鹿児島〈加古志万〉」
[2] 〘名〙
① 薩摩国(鹿児島県)で産出される紬(つむぎ)
※雑俳・あふむ石(1839)「さやうかえ・かご島隅へちょっと脱」
※洒落本・窃潜妻(1807)下「かごしまの音からからと」

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旺文社日本史事典 三訂版 「鹿児島」の解説

鹿児島
かごしま

鹿児島県薩摩半島東部にある県庁所在地で,近世薩摩藩の城下町として発展
中世を通じて島津庄地頭,薩摩守護であった島津氏が,1343年以降根拠地とした。戦国時代に島津氏が薩摩・大隅 (おおすみ) を統一し,1602年鶴丸城を居城とした。近世城下町としては,島津氏の外城政策のため77万石の大藩があったわりには小規模であった。1863年薩英戦争で戦火をうけた。'89年市制施行。

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デジタル大辞泉 「鹿児島」の意味・読み・例文・類語

かごしま【鹿児島】

九州地方南部の県。もとの薩摩さつま大隅おおすみにあたる。人口170.6万(2010)。
鹿児島県、鹿児島湾に面する市。県庁所在地。薩摩半島東岸および桜島からなる。南西諸島への航路起点大島紬薩摩焼焼酎かるかん桜島大根などを特産。もと島津氏の城下町。西南戦争の古戦場城山がある。人口60.6万(2010)。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「鹿児島」の解説

鹿児島 (カゴシマ)

植物。バラ科のウメの園芸品種

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日本歴史地名大系 「鹿児島」の解説

鹿児島
かごしま

当初は古代以来の鹿児島郡をさしたが(一一月二四日「源頼朝御教書」旧記雑録など)、応長元年(一三一一)閏六月二四日の沙弥道本義絶状(同書)に「国分寺御領麑島尼寺田御年貢」とみえるように、一四世紀初頭頃から郡名とは異なる使用法も確認できる。守護島津氏久が東福寺とうふくじ城に入った文和三年(一三五四)以降は同城を(二月一一日「島津道鑑書状」同書など)、島津元久が清水しみず城に入ってからは同城をさし(応永九年九月一一日「島津元久書状」同書など)、転じて守護所や守護(延徳二年四月一日「犬追物手組」同書、六月二〇日「島津忠朝書状」豊州季久系図)、さらに戦国島津氏をさすようになるとともに(天文二三年四月二〇日「島津日新起請文」旧記雑録など)、一六世紀に入ると清水城の城下をさすことになった(「空山日記」同書)

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