精選版 日本国語大辞典 「字書」の意味・読み・例文・類語
じ‐しょ【字書】
〘名〙
※将門記(940頃か)「字書に曰く、莞爾は倭言つはゑむなり」 〔魏書‐江式伝〕
② =じしょ(辞書)①
※日本風俗備考(1833)七「日本の字書は、仮名の順次を逐て編輯せり」
※思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉三「頻りに字書をひっ張りながら、スヰントン万国史の仏国革命の章〈略〉に喰ひ入って居ると」
※神皇正統記(1339‐43)上「其後漢土より字書を伝へける時、倭と書きて此国の名に用ゐたるを、即領納して」
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