デジタル大辞泉 「委棄」の意味・読み・例文・類語 い‐き〔ヰ‐〕【委棄】 ［名］(スル)１ 「遺棄いき1」に同じ。「田地の開墾が全く―せられて了しまったのも」〈花袋・重右衛門の最後〉２ 法律で、物または権利を放棄して他人の自由にまかせること。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「委棄」の意味・読み・例文・類語 い‐き ヰ‥【委棄】 〘名〙① ＝いき（遺棄）①※四河入海（１７Ｃ前）一九「東坡どのは泛愛なる程に、我が溝に委棄するをも救てこそたまわらんとおぼしめすらうめ」 〔漢書‐谷永伝〕② 法律で、ある物、権利または利益を放棄して他人の自由処分にまかせること。③ 法律で、地役権を設定した場合に、承役地の所有者が、地役権から生じる負担を免れるために、土地所有権を地役権者に移転する行為。〔民法（明治二九年）（1896）〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通 「委棄」の読み・字形・画数・意味 【委棄】い（ゐ）き 放置。〔漢書、谷永伝〕臣(さき)に幸ひに～條對するを得たり。書、に陳ぶ。陛下委してれず。～是の故に、皇天勃然として怒りを發し、～暴風三たび(いた)る。字通「委」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
に委棄するをも救てこそたまわらんとおぼしめすらうめ」 〔
(さき)に幸ひに～條對するを得たり。書、
して
れず。～是の故に、皇天勃然として怒りを發し、～暴風三たび
(いた)る。