始神村(読み)はじかみむら

日本歴史地名大系 「始神村」の解説

始神村
はじかみむら

[現在地名]南勢町始神

押淵おしぶち村の北方山間に形成された小集落。北方約二キロで斎田さいた、谷伝いに西方約三キロで日部へべ(現度会町)に至る。東方は標高二九一・九メートルの鶴路つるじ山。近世は和歌山藩田丸領。慶安郷帳(明大刑博蔵)によると、高四七・二石余のうち田方五・七石余、畑方四一・五石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android