ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「天王信仰」の解説
天王信仰
てんのうしんこう
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牛頭(ごず)天王に対する信仰。祇園(ぎおん)信仰ともいう。旧暦6月のころは流行病や食中毒の多い時期で、それらを牛頭天王の威力によって退散させ、穢(けがれ)を水に流すための法要や祭りが行われたが、悪疫の原因を御霊(ごりょう)のしわざと考え、御霊信仰と習合する。
農村においても旧6月のころは、稲の病虫害に悩まされる時期で、これをやはり御霊のしわざと考え、御霊信仰を媒介として天王信仰は広く農村にも広がる。天王信仰にかかわる祭礼は、祇園祭、天王祭、津島祭、川裾(かわすそ)祭などとよばれ、山車(だし)や屋台を繰り出し風流(ふりゅう)・練り物の華やかな夏祭を形成するに至った。
[井之口章次]
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