大虫宗岑(読み)だいちゅう そうしん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大虫宗岑」の解説

大虫宗岑 だいちゅう-そうしん

1512-1599 戦国-織豊時代の僧。
永正(えいしょう)9年生まれ。臨済(りんざい)宗。江南殊栄の法をつぎ,下総(しもうさ)大竜寺(千葉県)の住持となる。のち常陸(ひたち)(茨城県)小田の巣月院,会津(あいづ)(福島県)興徳寺,鹿島(茨城県)根本寺などの住持をつとめ,北関東の五山派の寺のおおくを妙心寺派に帰属させた。慶長4年5月4日死去。88歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android