精選版 日本国語大辞典 「大客」の意味・読み・例文・類語
たい‐きゃく【大客】
〘名〙
① 高貴な身分の客。また、大切な客。
② 多人数の客をよぶこと。また、その客。
※俳諧・西鶴大矢数(1681)第四「雑巾の影も貌もなかりけり 青野か原は大客のあと」
※二人女房(1891‐92)〈尾崎紅葉〉上「桐村の若殿忠準の卒業祝宴に大客(タイキャク)をするとて」
おお‐きゃく おほ‥【大客】
〘名〙 (「おおぎゃく」とも) 客が大勢あること。また、多数の客。
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