四愛（読み）シアイ

デジタル大辞泉「四愛」の意味・読み・例文・類語

《虞集「四愛題詠序」の「陶潜は菊を愛し、周茂叔は蓮を愛し、林逋は梅を愛し、黄魯直は蘭を愛す」から》菊・蓮・梅・蘭のこと。

出典　小学館デジタル大辞泉について　情報 | 凡例

〘名〙 (虞集の「四愛題詠序」の「陶潜愛_レ菊、周茂叔愛_レ蓮、林逋愛_レ梅、黄魯直愛_レ蘭也」による語) 四つの愛すべきもの。菊・蓮・梅・蘭の四種。文人画の画題とされる。

※随筆・山中人饒舌（1813）上「余観_二其所_レ作露竹_一〈略〉幽盟長結文房会、四愛之中随一賓」

出典　精選版日本国語大辞典精選版日本国語大辞典について　情報

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...