精選版 日本国語大辞典 「又候・亦候」の意味・読み・例文・類語
また‐ぞろ【又候・亦候】
〘副〙 (副詞「また」に「そうろう」がついた「またぞうろう」の変化したもの) 類似する状態が既にあるのに、他の同様の状態が新たに存在することを、一種のあきれた気持・滑稽感を含めて表わす語。なんともう一度。こりもせずにもう一度。
※俳諧・若狐(1652)五「そののちは逢事もなきと斗にまた候さゆる月に見る文」
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