匹夫匹婦（読み）ヒップヒップ

デジタル大辞泉「匹夫匹婦」の意味・読み・例文・類語

身分のいやしい男女。道理のわからない者ども。
「下は市井の―に至る迄何人なんびとをも友とし」〈魯庵・社会百面相〉

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〘名〙一人の男と一人の女。また、身分の卑しい男女。また、道理に暗い庶民。

※太平記（１４Ｃ後）三九「豈如_下匹夫匹婦(ヒッフヒッフ)自絰_二溝壑_一無_上レ知乎と、文宣王是を塞ぎ給へり」

※浄瑠璃・平家女護島（1719）一「匹夫匹婦も志を奪はずといへり」〔書経‐咸有一徳〕

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