デジタル大辞泉
「別して」の意味・読み・例文・類語
べ‐して【▽別して】
[副]《「べっして」の音変化》とりわけて。特別に。
「―奇特なとも、思はれなんだぞ」〈蒙求抄・七〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
べっ‐して【別して】
〘副〙 特別に。とりわけて。格別に。ことに。
※金刀比羅本保元(1220頃か)中「別而
(ベッシテ)背き奉らん
御策(はかりこと)まではよも
あらじ」
べ‐して【別して】
〘副〙 (「べっして(別━)」の変化した語) とりたてて。特別に。
※
史記抄(1477)八「太尉乃跪上
二天子璽符
一請間たは、へしてことなる心ではなげなぞ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報