分取(読み)ブンシュ

デジタル大辞泉 「分取」の意味・読み・例文・類語

ぶん‐しゅ【分取】

[名](スル)混合液混合物などから目的物質分離・精製すること。

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精選版 日本国語大辞典 「分取」の意味・読み・例文・類語

わけ‐どり【分取】

〘名〙 各自が分け合って取ること。また、自分の取り分をとること。
日葡辞書(1603‐04)「Vaqedoriuo(ワケドリヲ) スル〈訳〉分配する、また、各人が自分の分け前を取る」

わけ‐と・る【分取】

〘他ラ四〙 一部をわけてとる。また、すこしずつわけてとる。
※河内本源氏(1001‐14頃)真木柱「髪、いとうるはしう長かりけるが、分けとりたるやうにて落ち細りて」

わかち‐と・る【分取】

〘他ラ五(四)〙 分割して、それぞれを自分のものとする。分けて取る。
今昔(1120頃か)一〇「家を売て其の直を三に分て、三人して分ち取て此を去りなむ」

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