出行(読み)しゅっこう

精選版 日本国語大辞典 「出行」の意味・読み・例文・類語

しゅっ‐こう ‥カウ【出行】

〘名〙 出ていくこと。しゅつぎょう。
令義解(833)宮衛「凡車駕出行〈謂。出幸於京外也〉兵衛衛士先按行」
名語記(1275)九「出行のほども、ひまなくつみきりて食せりける因縁にて」 〔史記天官書

しゅつ‐ぎょう ‥ギャウ【出行】

〘名〙 =しゅっこう(出行)〔文明本節用集(室町中)〕
仮名草子・身の鏡(1659)下「闇夜に出行(シュツギャウ)せし途中にて、何やらん足にさはりたるをふみたれば」

いで‐ゆ・く【出行】

〘自カ四〙 出て行く。出かけて行く。
今昔(1120頃か)九「朝に出行くとても帳の前に行て」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「出行」の読み・字形・画数・意味

【出行】しゆつこう

出発

字通「出」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報