精選版 日本国語大辞典 「凍結」の意味・読み・例文・類語
とう‐けつ【凍結】
〘名〙
① 氷がはりつめること。こおりつくこと。氷結。《季・冬》
※舎密開宗(1837‐47)外「気中にては華氏零点上三十二度を以て凍結し」
② 資金・資産などの移動や使用を一時禁止すること。また、比喩的に、物事がある状態のまま、長く変化しないこともいう。
※日本の裏街道を行く(1957)〈大宅壮一〉植民された北海道「士族とか平民とかいう観念が、ここでは長く凍結されたような形で残っていたけれど」
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