デジタル大辞泉
「冷水」の意味・読み・例文・類語
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ひや‐みず ‥みづ【冷水】
〘名〙
① つめたい水。ひややかな水。つめたい処遇の意にもたとえる。れいすい。ひや。〔羅葡日辞書(1595)〕
※
たけくらべ(1895‐96)〈樋口一葉〉一三「
飛石の
足音は背より冷水
(ヒヤミヅ)をかけられるが如く」
② 清冷な水に白糖と寒晒
(かんざらし)粉のだんごを加えたもの。江戸時代、
夏季に、一わん四文ほどで市中を売り歩いた。
※浮世草子・万の文反古(1696)一「昼は冷(ヒヤ)水を売り」
※雑俳・露丸評万句合‐明和四(1767)「
実盛はひや水らしい軍をし」
れい‐すい【冷水】
〘名〙 つめたい水。ひやみず。
※殿上詩合(1056)泉石夏中寒〈
源経信〉「幽巖夕忌龝風扇、冷水夜浮明月盃」 〔
金光明経〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「冷水」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報