傍目(読み)ハタメ

デジタル大辞泉 「傍目」の意味・読み・例文・類語

はた‐め【傍目】

はたの見る目。当事者以外の人から見た感じ。よそめ。「傍目を気にする」
[類語]よそ目岡目

おか‐め〔をか‐〕【傍目/岡目】

わきから見ていること。第三者立場で見ること。おかみ
[類語]はた目よそ目

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「傍目」の意味・読み・例文・類語

かたわら‐め かたはら‥【傍目】

〘名〙
① 見ている方向に向いていない目。すがめ。〔観智院本名義抄(1241)〕
② わきから見えるありさま。横から見た姿。横顔。そばめ。
源氏(1001‐14頃)葵「ほかげの御かたはらめ・かしらつきなど」

はた‐め【傍目】

〘名〙 はたの見る目。当事者以外の人や他人の見る感じ。おか目。ひと目。よそ目。
野分(1907)〈夏目漱石〉二「傍目(ハタメ)にも不審と思はれる位昵懇な間柄となった」

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