俺春(読み)おらがはる

精選版 日本国語大辞典 「俺春」の意味・読み・例文・類語

おら‐が‐はる【俺春】

[1] 〘連語〙 自分が迎えた新年。わが正月。《季・新年》
俳諧・おらが春(1819)「目出度さもちう位也おらが春」
[2] (おらが春) 江戸後期の俳諧、俳文集。一冊。小林一茶作。文政二年(一八一九成立。嘉永五年(一八五二)刊。一茶が五七歳の年の元旦から年末まで、見聞、感想などを長女の死を中心に発句をまじえつつ日記体で記したもの。一茶の代表作とされる。書名は(一)の用例の句に由来

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