デジタル大辞泉
「便路」の意味・読み・例文・類語
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びん‐ろ【便路】
〘名〙
① 便利な道。都合のよい道。通りがかりの道。
順路。べんろ。
※
吾妻鏡‐治承四年(1180)一一月八日「以
二便路
一、入
二御小栗十郎重成小栗御廚八田館
一」
② ある所へ出かけたついで。とおりがけ。
※看聞
御記‐応永二七年(1420)二月一〇日「便路竹田二基御塔に
参拝見」
③
音信がもたらされる
経路。また、それをもたらす人。〔
日葡辞書(1603‐04)〕
べん‐ろ【便路】
〘名〙 便利な道。また、都合のよい方法。びんろ。〔布令字弁(1868‐72)〕
※亜非利加内地三十五日間空中旅行(1883‐84)〈井上勤訳〉六「此の河は後日自から『ニグリシア』
地方の
内部に達する便路
(ベンロ)と成ること疑がひなし」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「便路」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報