会見町(読み)あいみちよう

日本歴史地名大系 「会見町」の解説

会見町
あいみちよう

面積:三〇・九五平方キロ

西伯郡の西部に位置し東は岸本きしもと町、西は西伯町、南は日野郡溝口みぞくち町、北は米子市に接する。東・西・南の三方手間てま(要害山)たきだに山・粟津あわづ山・高塚たかつか山・越敷こしき山などの花崗岩や第三紀層からなる標高二〇〇―三〇〇メートル級の低い山地に囲まれ、南部の山々を源とする小松谷こまつだに川や同川支流朝鍋あさなべ川が町の中央部を北流して沖積平野を形成している。主要道路には主要地方道溝口―伯太はかた線、県道福頼ふくより市山いちやま線・同伯耆大山停車場線・同米子―岸本線が町内北部で交錯、周辺市町村との交通は便利である。東の岸本町との境には樹園地農道が開かれている。

町内の古墳群は県下でも有数の密集度で、なかでも二面の三角縁神獣鏡を出土した寺内の普段寺てらうちのふだんじ三号墳は著名。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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