こしき

精選版 日本国語大辞典 「こしき」の意味・読み・例文・類語

こしき

〘名〙 古くから日本で用いられた鋳鉄用融解炉。銑鉄鋳物の再溶解に使われたもので、現在のキューポラに当たる。
※いやな感じ(1960‐63)〈高見順〉一「コシキと、工場では呼んでいる熔解炉で、鋳物の地金を熔かしているからだ」

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栄養・生化学辞典 「こしき」の解説

こしき

 甑と書く.コメなどを蒸すのに使う装置で,筒もしくは箱状のものに底に蒸気の通る穴があり,洗って吸水させたコメなどを蒸気を通して蒸す.

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