精選版 日本国語大辞典 「今熊野」の意味・読み・例文・類語 いまくまの【今熊野】 (「いまぐまの」とも)[1] 京都市東山区の地名。永暦元年（一一六〇）後白河法皇が新たに熊野神社を勧請して建立したため呼ばれた。今熊。※梁塵秘抄口伝集（１２Ｃ後）一〇「今熊野にて、広言、康頼、我が足柄謡ひしに付けしを」[2] 〘名〙 熊野神社の分霊をまつる社。※平家（１３Ｃ前）一一「熊野別当湛増は〈略〉田なべの新熊野(いまぐまの)にて御神楽奏して、権現に祈誓したてまつる」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
