井上陽水(読み)いのうえようすい

百科事典マイペディア 「井上陽水」の意味・わかりやすい解説

井上陽水【いのうえようすい】

歌手作詞・作曲家。福岡県出身。1969年アンドレ・カンドレの名でデビューするが失敗,1972年本名の井上陽水で再デビュー。1973年《夢の中へ》《心もよう》が大ヒット,同年の《氷の世界》は日本初の100万枚突破アルバムとなる。1975年吉田拓郎らとフォーライフ・レコードを設立。1977年大麻所持で逮捕されるが,1985年《いっそセレナーデ》で復活,以後ヒット・メーカーとして活躍を続ける。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井上陽水」の解説

井上陽水 いのうえ-ようすい

1948- 昭和後期-平成時代のシンガーソングライター
昭和23年8月30日生まれ。昭和47年「傘がない」「夢の中へ」などがヒット。48年の「氷の世界」は日本初のミリオンセラー-アルバムとなる。50年吉田拓郎,小室等,泉谷しげるとフォーライフ・レコードを設立。のち「いっそセレナーデ」「少年時代」などがヒット。作曲家としても活躍。福岡県出身。西田川高卒。本名は陽水(あきみ)。前芸名はアンドレ・カンドレ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android