主要活断層帯(読み)しゅようかつだんそうたい

知恵蔵mini 「主要活断層帯」の解説

主要活断層帯

1995年の兵庫県南部地震契機とし発足した政府地震調査研究推進本部が、基盤的な調査対象として選定した活断層のこと。断層の長さが20キロ以上あること、活断層である確実性が高いこと、断層の活動度が高いことなどを選定基準としている。主要活断層帯として98断層(のち修正され97断層)が選定され、一通りの調査・評価が行われた。2017年2月21日には、関東(山梨など含む)・中国・九州地域の16断層が12年ぶりに追加され、主要活断層帯の総数が113となった。

(2017-2-23)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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