丹誠(読み)タンセイ

デジタル大辞泉 「丹誠」の意味・読み・例文・類語

たん‐せい【丹誠/丹精】

[名](スル)《古くは「たんぜい」とも》
(丹誠)飾りけや偽りのない心。まごころ誠意丹心赤心。「―を尽くす」「―を込める」
心を込めて物事をすること。「母の―になる手料理」「―して盆栽を育てる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「丹誠」の読み・字形・画数・意味

【丹誠】たんせい

誠心。〔三国志、魏、陳思王植伝〕(上親戚を存問するを求む)出でては蓋に從ひ、入りては輦轂(れんこく)に侍し、問に承答し、左右に拾(しふゐ)するは、乃ち臣の丹至願にして、想を離れざるなり。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「丹誠」の解説

たんせい【丹誠】

大分日本酒。酒名は「丹誠込めて酒造りをする」という思いを込めて命名大吟醸酒純米酒本醸造酒などがある。原料米は山田錦など。仕込み水は祖母傾(そぼかたむき)山系伏流水蔵元の「丹誠酒類」は昭和46年(1971)地元の酒造会社3社が合併し設立所在地は豊後大野市緒方町下自在。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

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