手料理(読み)てりょうり

精選版 日本国語大辞典 「手料理」の意味・読み・例文・類語

て‐りょうり ‥レウリ【手料理】

〘名〙
料理屋などに頼まないで、自分または自家で作った料理手作りの料理。
浄瑠璃嫗山姥(1712頃)一「煮焼もせぬ加減のよいうまい手料理ふるまふて」
② 自分で直接手を下して事の始末をつけること。手ずから成敗すること。
※歌舞伎・名歌徳三舛玉垣(1801)四立「駄六自身の手料理(テリャウリ)より、先づ心みに、者共ぬかるな」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「手料理」の意味・読み・例文・類語

て‐りょうり〔‐レウリ〕【手料理】

自分で、または自宅で作った料理。手作りの料理。「手料理でもてなす」
自分が直接手を下して事の始末をつけること。
「先度入谷でこれも―」〈伎・一寸徳兵衛〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android