デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中原章房」の解説
中原章房 なかはらの-のりふさ
明法(みょうぼう)博士となり,嘉暦(かりゃく)3年大判事に任じられる。元徳2年後醍醐(ごだいご)天皇から討幕計画をうちあけられたが逆にいさめたため,秘密のもれるのをおそれた天皇の命で同年4月1日瀬尾兵衛太郎により暗殺された。子の章兼は瀬尾をさがしだして討ち,文官のあだ討ちとして評判になった。名は「あきふさ」ともよむ。
(佐藤和彦)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
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