デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「並木五瓶(2代)」の解説 並木五瓶(2代) なみき-ごへい 1768-1819 江戸時代後期の歌舞伎作者。明和5年生まれ。旗本の家に生まれ,放蕩(ほうとう)生活をへて初代並木五瓶の弟子となり,篠田(しのだ)金治(初代)と名のる。立作者となり,文政元年2代並木五瓶を襲名。清元「保名(やすな)」を作詞し,葛葉(かつよう)山人の名で戯作(げさく)もかいた。文政2年7月7日死去。52歳。江戸出身。姓は野々山。通称は正二。別号に槿々堂,鳳凰軒,万寿亭。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例