上鉾木村(読み)かみほこのきむら

日本歴史地名大系 「上鉾木村」の解説

上鉾木村
かみほこのきむら

[現在地名]立山町上鉾木

常願寺川中流右岸、曾我そが村の北に位置。西の下鉾木村との距離は一町三〇間(三州測量図籍)。昔、武士が立山参詣の際休憩した場所に鉾を置忘れ、それを樹木に吊るしておいたところからその木を鉾の木と名付け、村名となったという(五百石地方郷土史要)正保郷帳では高三一四石余、田方二〇町四反余・畑方五反。寛文一〇年(一六七〇)の村御印によると草高一二三石、免三ツ八歩、明暦二年(一六五六)の新田高四石、小物成は野役一三匁・鮎川役二匁(三箇国高物成帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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