中新川郡(読み)なかにいかわぐん

日本歴史地名大系 「中新川郡」の解説

中新川郡
なかにいかわぐん

面積:五四九・〇三平方キロ
上市かみいち町・立山たてやま町・舟橋ふなはし

明治二九年(一八九六)上新川郡の北東部三四町村が分離して成立。県の東部中央に位置。成立時、東は早月はやつき川で下新川郡、西は常願寺川で上新川郡、南は後立山連峰で長野県と接し、北は富山湾に面していた。大部分山地で、常願寺川扇状地、白岩しらいわ川・上市川扇状地、早月川扇状地の平野部周辺に集落が集中する。郡名は旧新川郡の中央部を占めることによる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android