万万歳(読み)バンバンザイ

デジタル大辞泉 「万万歳」の意味・読み・例文・類語

ばん‐ばんざい【万万歳】

ばんざい」を強めていう語。これ以上ないほど喜ばしいこと。「これで万万歳だ」
[類語]万歳快哉

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精選版 日本国語大辞典 「万万歳」の意味・読み・例文・類語

ばん‐ばんざい【万万歳】

〘名〙 (「ばんざい(万歳)」を強めた言い方)
小学読本(1884)〈若林虎三郎〉三「家々に国旗を掲げて以て聖寿の万々歳ならん事を祈るなり」
② 願ってもないこと。めでたいこと。
黒潮(1902‐05)〈徳富蘆花〉一「薩長政府は旧に仍って万々歳である」
大阪朝日新聞‐明治三八年(1905)一〇月二三日「天皇陛下、万歳、万歳万々歳と唱へ」

ばん‐ばんぜい【万万歳】

〘名〙
① 「ばんぜい(万歳)(一)①②」を強めた言い方。
古道大意(1813)下「行々万々歳も、此やうに有たいものでござる」 〔桃花扇‐劫宝〕
② 「ばんぜい(万歳)(二)」を強めた言い方。
参天台五台山記(1072‐73)四「諸僧低頭呼万歳万々歳」

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「万万歳」の解説

万万歳
ばんばんざい

歌舞伎浄瑠璃外題
初演
正徳2.11(京・万太夫座)

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