一挙一動(読み)イッキョイチドウ

デジタル大辞泉 「一挙一動」の意味・読み・例文・類語

いっきょ‐いちどう【一挙一動】

一つ一つ挙動。ちょっとした振る舞い。一挙手一投足。「一挙一動を見守る」
[類語]物腰こなし身ごなし身のこなし振る舞い一挙手一投足挙動立ち居振る舞い挙措振り所作しぐさ素振り身振りアクション

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精選版 日本国語大辞典 「一挙一動」の意味・読み・例文・類語

いっきょ‐いちどう【一挙一動】

〘名〙 (手を上げたり、体を動かしたりする意から) 細かい一つ一つの動作。ちょっとしたふるまいも含めたすべての挙動。一挙手一投足。
小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉上「巧妙非凡の傑作をば巧みに演戯するに於ては、一挙一動(イッキョイチドウ)一笑一顰、宛然(さながら)其物の真に逼りて」

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四字熟語を知る辞典 「一挙一動」の解説

一挙一動

細かい一つ一つの動作。ちょっとしたふるまいも含めたすべての挙動。一挙手一投足。

[使用例] 彼等水中で遣る所作が、一挙一動ことごとく手に取る様に見えるので[夏目漱石*彼岸過迄|1912]

[使用例] 彼女は、料理にはほとんど手をつけず、嬉しさに顔を輝かせて私の一挙一動を眺めていました[柴田翔食堂の話|1970]

[解説] 手を上げたり、体を動かしたりするという意味から。

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