デジタル大辞泉
「一挙一動」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
いっきょ‐いちどう【一挙一動】
〘名〙 (手を上げたり、体を動かしたりする意から) 細かい一つ一つの
動作。ちょっとした
ふるまいも含めたすべての挙動。一挙手一投足。
※
小説神髄(1885‐86)〈
坪内逍遙〉上「巧妙非凡の
傑作をば巧みに演戯するに
於ては、一挙一動
(イッキョイチドウ)、
一笑一顰、宛然
(さながら)其物の真に逼りて」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
一挙一動
細かい一つ一つの動作。ちょっとしたふるまいも含めたすべての挙動。一挙手一投足。
[使用例] 彼等の水中で遣る所作が、一挙一動ことごとく手に取る様に見えるので[夏目漱石*彼岸過迄|1912]
[使用例] 彼女は、料理にはほとんど手をつけず、嬉しさに顔を輝かせて私の一挙一動を眺めていました[柴田翔*食堂の話|1970]
[解説] 手を上げたり、体を動かしたりするという意味から。
出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報