ロリス・メリコフ(英語表記)Mikhail Tarielovich Loris-Melikov

山川 世界史小辞典 改訂新版 「ロリス・メリコフ」の解説

ロリス・メリコフ
Mikhail Tarielovich Loris-Melikov

1825~88

ロシア軍人政治家アルメニア貴族の出身ロシア‐トルコ戦争勲功を立てた将軍で,1880年冬宮爆破事件ののち最高指揮委員会長官(のち内相)に迎えられ,体制を立て直す役割を担った。公衆政治参加を図る改革を推し進めようとしたが,皇帝暗殺を防げず,新帝に改革案を拒否され,辞任。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報