メーコン(英語表記)Macon

デジタル大辞泉 「メーコン」の意味・読み・例文・類語

メーコン(Macon)

米国ジョージア州中央部の都市。オクマルギー川に面する河港があり、19世紀に綿花集散地として発展繊維業、製紙業などが盛ん。メイコン。

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改訂新版 世界大百科事典 「メーコン」の意味・わかりやすい解説

メーコン
Macon

アメリカ合衆国ジョージア州中央部の商工業都市。人口10万9000(1994)。繊維,織物陶器,レンガ,製紙木工などが主要工業で,周辺で産する桃,ペカンピーナッツ,綿花の加工も行われる。1806年にホーキンズ砦が建設され,23年に町ができた。オクマルギー川の遡航終点に位置するため,綿花栽培が重要であった19世紀には河港および綿花取引地として栄えた。マーサー大学,ウェスリヤン大学の所在地。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「メーコン」の意味・わかりやすい解説

メーコン
Macon, Nathaniel

[生]1758.12.17. ノースカロライナ,ウォーレン
[没]1837.6.29. ノースカロライナ,ウォーレン
アメリカの政治家。アメリカ独立戦争に参加後,1781~85年ノースカロライナ邦上院議員,87年の合衆国憲法制定会議およびその憲法草案に反対し反連邦派となり,のちリパブリカンズ (共和派) になる。 91~1813年連邦下院議員。 01~07年連邦下院議長。 10年5月1日成立した「メーコン法第二号」には彼の名が付されているが起草者ではない。 12年対英宣戦布告に賛成。 15~28年連邦上院議員。第二合衆国銀行の設立保護関税,内陸開発などに徹底して反対し,また奴隷制度を擁護した。

メーコン
Macon

アメリカ合衆国,ジョージア州の中央部にある都市。オクマルジー川の上流域に位置する。 1818年ノースカロライナからの移住者がオクマルジー川沿いに入植してから開発が進行。 40年代に綿花市場となり,滝線都市として綿織物で栄えた。現在は綿花,穀物,パルプ材,ナンキンマメの集散地。主要工業は自動車部品,飛行機部品,薬品化学繊維。ウェルスレー女子大学 (1836創立) ,マーサー大学 (33) がある。詩人で音楽家の S.レーニアの生誕地。人口 10万 6612 (1990) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「メーコン」の意味・わかりやすい解説

メーコン
めーこん
Macon

アメリカ合衆国、ジョージア州中央部の商工業都市。人口9万7255(2000)。オクマルギー川の両岸に広がる。繊維・織物、陶器、れんが、製紙、木工などが主要工業で、周辺地域のモモ、ペカン、ピーナッツ、綿花の加工も行われる。1806年にホーキンス砦(とりで)が建設され、23年に町ができ、オクマルギー川の水運を利用した綿花取引地として発展した。マーサー大学、ウェスリヤン大学の所在地である。

[菅野峰明]

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367日誕生日大事典 「メーコン」の解説

メーコン

生年月日:1758年12月17日
アメリカの法律家,政治家
1837年没

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