マンシー(読み)まんしー(英語表記)Muncie

デジタル大辞泉 「マンシー」の意味・読み・例文・類語

マンシー(Muncie)

米国インディアナ州東部の都市インディアナポリスの北東約80キロメートル、ホワイト川沿いに位置する。周辺に農業地帯が広がり、農畜産物の集散地として発展。1880年代の天然ガス発見以降、ガラス自動車などの製造業も盛んになった。ボール州立大学が所在

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「マンシー」の意味・わかりやすい解説

マンシー
まんしー
Muncie

アメリカ合衆国、インディアナ州東部、ホワイト川に臨む都市。人口6万7430(2000)。穀物・野菜栽培、牧畜など豊かな農業地帯の中に位置し、農産物の取引・加工地として発達する。ガラス、自動車工業をはじめ、金属機械、電気製品など多種工業も発達する。1824年に町がつくられ、1865年より市制が施行され、1886年の天然ガスの発見から急速な工業化が始まった。1918年創立のボール州立大学の所在地でもある。

[作野和世]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マンシー」の意味・わかりやすい解説

マンシー
Muncie

アメリカ合衆国,インディアナ州東部の工業都市。ホワイト川に沿い,インディアナポリス北東約 87kmに位置する。地名インディアンの族名に由来。 1852年の鉄道開通,86年の天然ガス発見により発展。天然ガスの生産が停止したのちも商業中心で,自動車部品,ガラスなどの工業が行われている。人口7万 1035 (1990) 。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「マンシー」の解説

マンシー Mounsey, August Henry

?-1882 イギリス外交官
明治9年(1876)駐日イギリス公使館書記官として来日し,パークス公使を補佐した。著作に「薩摩(さつま)反乱記」。

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