ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マクリ(海人草)」の意味・わかりやすい解説
マクリ(海人草)
マクリ
Digenea simplex
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…紅藻類の糖アルコールであるソルビットの甘みはかなり強いので,糖尿病患者用の甘味料として利用されている。駆虫剤のマクリ(海人草),血圧降下剤のラミニンは海藻の薬効成分を製剤化したものである。最近,抗菌性,抗黴(こうばい)性,抗ウイルス性,抗腫瘍性など種々の生物活性をもった成分が海藻から分離されており,今後,医薬品として開発される可能性もでてきた。…
…黄視,頭痛,吐き気などの副作用がみられる。(2)マクリおよびカイニン酸 紅藻類のマクリが煎剤として用いられてきたが,その有効成分カイニン酸が抽出あるいは合成され,サントニンとの合剤がカイチュウ駆除に用いられる。(3)ピペラジン カイチュウ,ギョウチュウに有効。…
…その有効成分はアルカロイドのヌファリジン,デオキシヌファリジン,ヌファラミンなどとされている。マクリは紅藻類の海藻カイニンソウを乾燥したもので,その煎汁は回虫駆除薬として用いられた。この成分はカイニン酸であることが解明され,日本の有機化学の大きな業績の一つになっている。…
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