トウ(タウ)・こがね(漢字)

普及版 字通 の解説


17画

[字音] トウ(タウ)
[字訓] こがね

[説文解字]

[字形] 形声
声符は湯(とう)。〔説文〕一上に「金の美なる、玉と色を同じうす」とし、「禮に、佩刀は、侯は(たうほう)にして(きうひつ)」という文を引く。今の〔礼記〕に見えず、〔詩、小雅、瞻彼洛矣〕「(へいほう)(ひつ)たるり」の〔伝〕にその文がみえる。〔爾雅、釈器〕に「金、之れをと謂ふ」とあって、黄金の色の、殊に鮮かなものをいう。

[訓義]
1. こがね、金色
2. 字はまたに作る。

[古辞書の訓]
名義抄 コガネ

[熟語]

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報