テンツキ(点突)(読み)テンツキ(英語表記)Fimbristylis dichotoma

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「テンツキ(点突)」の意味・わかりやすい解説

テンツキ(点突)
テンツキ
Fimbristylis dichotoma

カヤツリグサ科一年草。全世界に広がる雑草で,路傍田畑池畔など日当りのよいところにごく普通にみられる。形態変異が多い。叢生して株をつくり,茎の高さ 20~60cmになる。7~10月に,多出集散花序をなして,長い柄のある小穂多数つける。小穂は長卵形,長さ5~8mm,栗色で卵形の鱗片螺旋状につける。

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