ソールズベリ

デジタル大辞泉 「ソールズベリ」の意味・読み・例文・類語

ソールズベリ(Salisbury)

英国イングランド南部、ウィルトシャー州の都市。同州の州都。ソールズベリ平原の南縁に位置する。同国を代表するゴシック聖堂であるソールズベリ大聖堂ほか近郊ストーンヘンジがある。ニューセーラム
ジンバブエ共和国の首都ハラーレ旧称

ソールズベリ(Robert Arthur, 3rd Marquis of Salisbury)

[1830~1903]英国の政治家ディズレーリのあとを継いで保守党党首となり、1885年から1902年にかけて三度首相に就任南ア戦争などの帝国主義政策推進

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ソールズベリ」の意味・読み・例文・類語

ソールズベリ

(3rd Marquis of Salisbury, Robert Arthur Talbot Gascoyne-Cecil サード=マーキス=オブ━、ロバート=アーサー=タルボット=ガスコイン=セシル) イギリスの政治家。ディズレーリ死後の保守党党首。一八八五~一九〇二年に三度首相となる。帝国主義時代の国際関係の平和的調整に努めた。日英同盟成立後引退。(一八三〇‐一九〇三

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

山川 世界史小辞典 改訂新版 「ソールズベリ」の解説

ソールズベリ
Robert Arthur Talbot Gascoyne-Cecil, 3rd Marquis of Salisbury

1830~1903

イギリスの政治家,首相(在任1885~86,86~92,95~1902)。1853年保守党所属の下院議員となり,78年外相としてベルリン会議出席。81年ディズレーリ死後保守党党首となり,3度にわたって組閣。内政においては地方自治法を成立させ,教育改革業績を残したが,首相在任中おおむね外相を兼ね,ファショダ事件南アフリカ戦争の処理にあたり,帝国の拡大保全に意を払った。1902年日英同盟を結んで,「光栄ある孤立」政策に終止符を打った。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

旺文社世界史事典 三訂版 「ソールズベリ」の解説

ソールズベリ
Robert Arthur Talbot Gascoyne-Cecil, 3rd Marquis of Salisbury

1830〜1903
イギリスの政治家
オクスフォード大学総長をへて,1881年保守党党首となり,1885〜1902年の間に3回首相となった。ディズレーリの政策を継いで帝国主義政策を展開し,エジプト支配・ファショダ事件・南ア戦争を行い,1902年の日英同盟の締結によって「光栄ある孤立」を棄てたのち引退した。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報